勝毎ビジネス -KACHIMAI BUSINESS-

北海道十勝の企業情報サイト「勝毎ビジネス」

勝毎ビジネスは地元経済の専門サイトとして、ローカルな企業情報を提供します。十勝には、商工業にかかわる1万6000余の事業所があります。その中には全国、世界へ飛躍する企業も存在し、基幹産業である農業の発展とともに注目されています。人口減少という地域課題を抱えているものの、豊かな自然に恵まれた大地を背景に、さらなる発展の可能性を秘めた十勝。U・I・Jターンを誘発し、地域がより豊かになることを目指し、積極的に情報を発信します。

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十勝信用組合

相互扶助理念に信頼関係築く

 初代理事長の故宮坂寿美雄氏を設立発起人代表として、1956年に中小企業等協同組合法に基づき創立、開業。相互扶助の精神を基本理念に据え、十勝・帯広の経済発展と共に地域との信頼関係を築きながら業績を積み上げてきた。十勝管内に本支店8店舗を構え、およそ70人の職員を配置し、預金、融資、為替業務などにあたっている。直近の当期純利益は、6期連続黒字の過去最高2億3400万円に達した。また、地域密着型の金融機関として、清掃活動や花壇整備、帯広平原盆踊りなど、地域行事に積極的に参加しているほか、十勝しんくみ理事長杯パークゴルフ大会を主催するなど、地域の活性化にも寄与している。

十勝の社長に聞くTop Interview
十勝の社長に聞く

Vol.1 オーバーバンキングに備え特性発揮

Vol.1 オーバーバンキング…


十勝信用組合を取り巻く環境―
理事長に就任した平成20年(2008年)9月はリーマンショックがあり資産運用面の評価損、不良債権が増えた。それから金融機関取り巻く環境が変わり、それにどう対応するかが求められた。現在は地方創生や人口減少問題がクローズアップされている。人口減少問題はオーバーバンキング(預金取り扱い金融機関の数が多過ぎる)につながることであり、昨年から地方銀行の間でも話題になっている。そんな中で十勝信用組合が存続するためには、地域金融機関の特性を発揮しながら継続的に本業に徹することを経営の柱に据えている。

協調融資で企業を育てる
地域活性化に果たす役割―

創業から59年を経て内部留保、自己資本比率ともに過去最高の状況にあることから多少の信用リスクを負っても企業の活性化を図るために、様々な連携が大事だ。十勝では昨年、太陽光発電事業が数多く行われ、十勝信用組合は数十億円を融資し、他銀行の融資も盛んだった。これは地域活性化の最たる事業と思っている。十勝の金融団は協調融資により企業を育てるという考えが成熟している。

Vol.2 『育てる融資』を推進

Vol.2 『育てる融資』を推…


農業関係の融資戦略―
これからの農業は企業の参入などによって一農家あたり平均100ヘクタール規模の畑作農家が増えるとみている。作物についても畑作3品(小麦、てん菜、ジャガイモ)以外に、マンゴーなどハウス栽培の作物が増えると思う。十勝信用組合はファンド(投資信託)を設定するなど創業を支援する観点から地域活性化のためになる『育てる融資』に取り組んでいる。

空き住宅リフォームに融資
10年後を見通した戦略―

住宅関係では中古住宅の需要に着目している。人口減少の中で少子化や一人暮らし世帯が増えてくる。高齢になって施設に入所し、住んでいた住宅が空き住宅になる。十勝でも池田町や近隣町村で空き住宅が出ている。空き住宅をリフォームするために勤務年数や所得など融資用件に合致しない場合でも融資を受けられるような仕組みを設け、地元の住宅関係の活性化につながる。5年後、10年後のニーズを見極めなければ時代に取り残されることになる。当面は住宅ローンに力を入れつつ、将来的には年金定期の上限額を増額することなどを検討している。

Vol.3 自己資本比率11.10%に

Vol.3 自己資本比率11.…


理事長就任後の取り組み―
理事長に就任した平成20年(2008年)当時は、十勝信用組合の不良債権比率は10%超えていたが、6%に引き下げる目標を設定して職員一丸となって努力してきた。不良債権には引当金を十分に積んで5年間は処理業務に没頭してきた。その結果、現在の不良債権比率は6%台になり、直近の自己資本比率は11.10%と全国平均を達成した。そうした安全性を担保しなければ顧客は安心して預金できないし、職員も安心して働くことができない。

スピード感ある親身な対応
2016年に創業60周年を迎えるにあたって―

必要な金融機関であるために何が求められているか。親身な取り組みと、最後まで支援する姿勢が大事。地域金融機関として「相談を持ちかければ何があっても最後まで面倒をみてくれる」という安心感が顧客の信頼を得るには必要不可欠。また、融資審査会を設け、本部に稟議が上がってから3日以内に結論を出すことを心掛けている。必要であれば毎日でも審査するスピード感をもって業務に当たっている。

髙橋 克弘(たかはし・かつひろ)

髙橋 克弘(たかはし・かつひろ)1953年1月25日、幕別町生まれ。十勝信用組合理事長。帯広南商業高校卒。71年4月、十勝信組入り。88年4月に北支店支店長。91年3月に南支店支店長。96年4月に本店店長。2004年4月に営業推進部長兼務。同年6月に常勤理事。05年6月に常務理事。08年6月から現職。

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Business News
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企業情報Information
企業情報

法人名 十勝信用組合
トカチシンヨウクミアイ
創業 1956年(昭和31年)8月
代表者 理事長 髙橋 克弘
業種 預金・融資・為替業務・住宅金融支援機構等各種代理業務他
従業員数 71人
所在地 〒080-0010
帯広市大通南9丁目18・20番地
TEL 0155-23-1371
FAX 0155-24-4485
WEB
出資金 4億6000万円
初任給・ 賞与 大卒 170,000円
短大・専門学校 157,000円
賞与年3回
当期
純利益
2014年3月期 2億3412万円
2013年3月期 1億8119万円
2012年3月期 7472万円
2011年3月期 1億2047万円
2010年3月期 9685万円
理事長 髙橋 克弘
専務理事 大場 孝志
常勤理事 寺井 誠一
常勤理事 橋場 幸一
理事 千葉 清孝
理事 徳井 裕昭
理事 五日市 修
理事 藤原 治
理事 本田 公一
常勤監事 高木 良二
監事 高橋 千尋
員外監事 白岩 征之

主な役職者名

緑ヶ丘支店
帯広市西16条南4丁目60番17           TEL0155-41-8131、FAX0155-41-8133
北支店
帯広市東2条南5丁目13番地            TEL0155-23-2135、FAX0155-24-0327
南支店
帯広市西5条南19丁目9番地            TEL0155-27-2298、FAX0155-24-0391
西支店
帯広市西18条南2丁目11番地            TEL0155-33-9191、FAX0155-35-6819
啓北支店
帯広市西13条北4丁目1番地22            TEL0155-33-1212、FAX0155-33-1215
幕別支店
幕別町本町93番地2                   TEL0155-54-2428、FAX0155-54-4324
上士幌支店
上士幌町東3線237番地                 TEL01564-2-3111、FAX01564-2-4144

支社・支店関連会社等

沿 革
1956年 帯広市西1条南12丁目に開店
1968年 本店、現在地(帯広市大通南9-18-20)に移転開店
1985年 預金業務オンラインシステム稼動開始
2002年 損害保険窓販業務開始
2006年 創立50周年記念式典挙行
2008年 理事長に髙橋克弘就任

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