勝毎ビジネス -KACHIMAI BUSINESS-

北海道十勝の企業情報サイト「勝毎ビジネス」

勝毎ビジネスは地元経済の専門サイトとして、ローカルな企業情報を提供します。十勝には、商工業にかかわる1万6000余の事業所があります。その中には全国、世界へ飛躍する企業も存在し、基幹産業である農業の発展とともに注目されています。人口減少という地域課題を抱えているものの、豊かな自然に恵まれた大地を背景に、さらなる発展の可能性を秘めた十勝。U・I・Jターンを誘発し、地域がより豊かになることを目指し、積極的に情報を発信します。

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萩原建設工業株式会社

十勝代表する総合建設会社に成長

 1918年5月に初代・萩原延一氏が萩原組を創業。49年に現在の社名に商号変更した。十勝帯広を基盤に道内はじめ首都圏までも営業エリアとし、住宅やオフィスビル、官公庁舎、道路、橋などを建設する地元大手の総合建設会社に成長した。初代社長は帯広商工会議所会頭、帯広建設業協会会長、二代目一男氏、三代目一利氏も同協会会長を務め、地域経済や建設業界をけん引する。また、90年から現在まで社員自らが企画運営クラシックコンサートを開催するなど文化貢献活動も活発。その功績が認められ、2014年には地域に根差した文化活動を表彰している「北海道地域文化選奨」の特別賞「企業市民文化賞」に選ばれた。

十勝の社長に聞くTop Interview
十勝の社長に聞く

Vol.1 『住みやすい十勝』をサポート

Vol.1 『住みやすい十勝』…


帯広建設業協会創立100年―
帯広建設業協会は2015年に満100歳を迎える(記念式典10月)。それはいち通過点であり、一つの節目でもある。先人がこの100年間、十勝を守ってきた。十勝の住民に対して安全、安心、利便性を提供してきた。また、災害に対する防災、減災に尽くしてきたこれまでの過程がある。それらの経緯を踏まえ100周年を迎えるにあたり、テーマを『人に優しいまちづくりを目指して』とした。これから少子高齢化がさらに進展する中で、『住みやすい十勝』、『訪れやすい十勝』を築くためにサポートする役目がある。

帯広市が東北海道の中核に
帯広・十勝の将来―

十勝がどうあるべきか、帯広がどうあるべきかを考える。持論だが北海道は札幌市一極に集中するのではなく東北海道に核をつくる必要があり、その中核を担うのが帯広市だと考えている。東北海道に日本の食料基地として農業の中核基地をつくる。自給率40%以下の日本の食料自給率を上げるために東北海道が拠点になり、帯広市がその中核を担うべきではないだろうか。人口と経済の中核札幌圏は、苫小牧港―新千歳空港―札幌市のライン、農業の中核帯広圏は、十勝港―とかち帯広空港―帯広市のラインを使って北網、根釧、十勝と連携を深める必要があるのではないだろか。

Vol.2 賃金改善し『生活の安定』へ

Vol.2 賃金改善し『生活の…


担い手不足―
型枠大工はピーク時に十勝に800人近くいたが、3年ほど前の調査では約170人にまで減った。最も深刻なのは少なくなった型枠大工のうち50%以上が50歳以上だということ。高齢化傾向を危惧し2年ほど前から帯広建設業協会として地元の帯広工業高校と帯広農業高校の生徒を集めて意見交換している。生徒らに(1)高校を選んだ理由(2)卒業後の進路(3)建設産業に就職をしない場合の理由(4)建設産業に必要な魅力―について質問し、建設産業の魅力づくりを進めている。技能者にとっての魅力の一つは賃金。ひと昔前に比べると年収があまりにも低すぎる。これはわれわれ経営者にも責任があるが、改善しなければ技能者が集まることは難しいと思う。工業・農業高校を出ても建設産業に就職しない生徒が多いが、そうした生徒たちからは『生活の安定』とういう言葉が聴かれた。

「自分が造った」という自負心
建設産業の最大の魅力―

北海道建設業協会副会長として全国建設業協会の会議にも数多く出席しているが、その中で国土交通省は技能者、技術者の発掘・育成を提唱しているが、発掘・育成の前に建設産業の魅力を再発見し、発信しなければ発掘・育成は難しいのではないだろうか。建設産業に携わる技術者、技能者にとって「あの橋は自分が造った」、「あのビルは自分が造った」という自負心が芽生える。造ったものが形に残るという喜びはほかの職業にはない。これが一番の魅力だと思う。私の祖父(故萩原延一氏)が造った代表的な建物に旧双葉幼稚園(帯広市東4南10)がある。うちの祖父が造ったということは今でも自慢の一つだ。

Vol.3 農業インフラ整備は継続的に

Vol.3 農業インフラ整備は…


十勝のインフラ整備―
十勝の農業総生産が大きく伸びた背景には3つの理由がある。(1)農業者の努力(2)品種改良(3)農業インフラ整備―。この3つが噛み合ったからこそ農業総生産額は今や3000億円近くに成長した。さらには農業生産物を移出するための流通インフラ整備。高速道路は1車線でいいのか?トラックが大型化されたことで道幅が広い道路も必要だろう。農業インフラ整備は手を抜けば5年後、10年後、20年後に影響が出る。道路の維持補修、海岸線の整備にも取り組まなければ災害に見舞われる危険性もある。まだまだ必要なインフラ整備はあると考えている。

地域に根差し創業100周年へ
萩原建設工業の今後―

3年後の2018年に萩原建設工業は創立100周年を迎える。次の100年に向けて会社がどうあるべきか、どのような方向に向かっていくか、大きな転換期が来る。その時に現状の経営路線と次代の4代目の経営方針が違ってもやむを得ないが、今は地域に根差して次代に良い形でバトンタッチする役割があると思っている。

萩原 一利(はぎわら・かずとし)

萩原 一利(はぎわら・かずとし)1951年、帯広市生まれ。萩原建設工業株式会社代表取締役社長。日本大学理工学部土木工学科卒。73年に飛島建設株式会社(東京)入社。76年に萩原建設工業株式会社取締役。80年に同社常務取締役。86年に同社副社長。2003年8月から現職。03年9月から帯広建設業協会会長。07年4月から北海道バスケットボール協会会長。10年5月から北海道建設業協会副会長、同年6月から北海道経済連合会常任理事。

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Business News
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企業情報Information
企業情報

法人名 萩原建設工業株式会社
ハギワラケンセツコウギョウ
創業 1918年(大正7年)5月
代表者 代表取締役社長 萩原 一利
業種 土木・建築総合建設業
資本金 8000万円
従業員数 130人
所在地 〒080-0807
北海道帯広市東7条南8丁目2
TEL 0155-24-3030
FAX 0155-22-0512
WEB
MAIL hagiwara@hagiwara-inc.co.jp
年商 2014年3月期 88億8200万円
2013年3月期 84億0000万円
2012年3月期 58億1900万円
2011年3月期 102億1500万円
2010年3月期 98億9500万円
代表取締役社長 萩原 一利
執行役員顧問 佐藤 功
執行役員副社長 許士裕恭
執行役員副社長 河本敏憲
専務取締役 渡会昇悟
取締役社長室長 寺崎正人
執行役員常務 清原拓治
執行役員常務 佐藤雅春
執行役員常務(兼)札幌支店長 貫洞悟
執行役員営業本部長(兼)建設本部長 佐藤正利
執行役員管理本部長(兼)総務部長 花染良慈
執行役員技術本部長 東志郎
執行役員営業副本部長 萩原一宏
執行役員建設副本部長(兼)建築部長 高階左千夫
執行役員営業部長 笹森暁
執行役員土木部長 菅野年彦

主な役職者名

札幌支店
札幌市中央区南2条西10丁目5番地3PPCビル6階
TEL:011-205-0058 FAX:011-205-0068
釧路支店
釧路市暁町7番地14号
TEL:0154-23-7371 FAX:0154-25-5620
東京支店
東京都墨田区江東橋4-11-5東亜ビル2階
TEL:03-3631-6718 FAX:03-3631-5796 
厚岸営業所
厚岸郡厚岸町門静2丁目57番地
TEL:0153-52-3761 FAX:0153-52-3761
函館営業所
函館市柏木町20番5号ノースシャインK202号
TEL:0138-54-3118 FAX:0138-54-3168
東日本道路株式会社
帯広市東7条南8丁目1番地
TEL:0155-24-5155 FAX:0155-22-0513
萩原物産株式会社
帯広市東7条南8丁目1番地
TEL:0155-21-2200 FAX:0155-21-1962
イチエイ山田建設株式会社
帯広市東9条南7丁目6番地1
TEL:0155-21-6505 FAX:0155-67-1844
音更町木野東通2丁目7番地
TEL:0155-31-6900 FAX:0155-31-0622

支社・支店関連会社等

沿 革
1918年 初代萩原延一が萩原組創業
1949年 萩原建設工業株式会社に商号変更
1968年 萩原一男が取締役社長に就任
1988年 完工高100億円達成
1991年 完工高150億円達成
2003年 萩原一利が代表取締役社長に就任
2006年 ISO14000認証取得

十勝大橋

萩原建設工業が施工に携わり1996年に開通した帯広市と音更町の境を流れる十勝川に架かる十勝大橋

明治北海道十勝オーバル

萩原建設工業が施工業者の一つとして手掛け、2009年に完成した屋内スピードスケートリンク「明治北海道十勝オーバル」

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