十勝管内大型5店 対前年同月比・売上高合計推移(11月)
大型店、スーパーとも減 昨年3月以来 11月売り上げ
帯広商工会議所がまとめた市内大型5店とスーパー4社の昨年11月の売上高は49億2100万円で、前年同期比1%減だった。大型店、スーパーとも対前年比マイナスだった。
昨年11月は前年11月より休日が1日少なかったことに加え、帯商は「プレミアム付き商品券の利用期間が12月スタートで買い控えがあったのでは」とみている。大型店、スーパーともに前年比を割り込むのは消費増税前の駆け込み需要で前年売り上げが急伸した昨年3月以来となる。
大型5店(藤丸、イオン帯広店、イトーヨーカドー帯広店、長崎屋帯広店、MRGAドン・キホーテ西帯広店)は同2%減の17億3900万円。主力の衣料品が4億6800万円と同10・6%減と落ち込んだ。
スーパー4社(福原、ダイイチ、いちまる、オーケー)は31億8200万円で同0・5%減。スーパー4社の売上高が前年比を下回るのは2カ月連続。食料品は30億2400万円と前年比増減なしだったが、雑貨が18・9%減、衣料品が6・7%減と振るわなかった。(長田純一)