勝毎ビジネス -KACHIMAI BUSINESS-

北海道十勝の企業情報サイト「勝毎ビジネス」

勝毎ビジネスは地元経済の専門サイトとして、ローカルな企業情報を提供します。十勝には、商工業にかかわる1万6000余の事業所があります。その中には全国、世界へ飛躍する企業も存在し、基幹産業である農業の発展とともに注目されています。人口減少という地域課題を抱えているものの、豊かな自然に恵まれた大地を背景に、さらなる発展の可能性を秘めた十勝。U・I・Jターンを誘発し、地域がより豊かになることを目指し、積極的に情報を発信します。

  1. 勝毎ビジネス
  2. 経済指標
  3. 十勝の新車登録台数 2016年

十勝の新車登録台数 2016年

十勝の新車登録台数 2016年

 帯広自動車販売店協会(高薄健会長)がまとめた2016年の十勝管内の新車登録台数は、前年比2・5%増の1万3239台となった。軽自動車が前年を割ったものの、普通車などの登録車(排気量660cc超など)が同6・7%増と好調で、消費税や軽自動車税の増税の反動減を受けた15年を上回った。

 登録車の新車登録届出台数は9035台。新型車が多く出たほか、ハイブリッド(HV)車やクリーンディーゼル車などの次世代自動車が2954台(同17・7%増)と年間を通じて好調だった。

 登録車が前年比で増加したのは2012年以来で、9000台を超えたのも12年以来となる。

 軽自動車は同5・4%減の4204台。特に1~6月は4月を除いて全て前年同月比でマイナスとなり、軽自動車増税の反動減のほか、三菱自動車による4月の燃費データ改ざんの影響があったとみられる。

 一方7~12月の登録台数は徐々に回復。12月は同22・3%増の274台を記録している。

 車名別の登録台数では4WDの新型車が発売されたプリウス(トヨタ)が前年比491台増の700台と圧倒的な人気。ノート(日産)の425台、フィット(ホンダ)の341台が続いた。

 同協会の安藤政美専務理事は「春先に数字が前年割れしていた軽自動車も回復傾向にある。今年はモーターショーの開催など明るい話題もあり、登録車、軽自動車ともに前年を超えるのでは」と話している。
(中島佑斗)

経済指標Graph
経済指標一覧

カテゴリ

KACHIMAI BUSINESS勝毎ビジネス