![オカモト9年連続首位 管内主要企業昨年度売上高 121社8541億円](data/ei/000000/00/0000000084/img_m.jpg)
十勝管内大型5店 対前年同月比・売上高合計推移
![十勝管内大型5店 対前年同月比・売上高合計推移](data/ei/000000/00/0000000012/img_m.jpg)
帯広市内大型5店とスーパー4社の10月の売り上げ実績は49億800万円で、前年同期比0・2%増だった。大型5店が前年を上回った一方、スーパー4社が7カ月ぶりに前年を割り込み、全体では微増にとどまった。
帯広商工会議所が26日に発表した。大型5店(藤丸、イオン帯広店、イトーヨーカドー帯広店、長崎屋帯広店、MEGAドン・キホーテ西帯広店)は17億6000万円で同3・2%増。中国の大型連休国慶節に伴う観光客増に加え、土曜日が前年より1日多かったこともあって、3店が前年比でプラスとなった。大型5店の売り上げが前年を上回るのは4カ月連続。
スーパー4社(福原、ダイイチ、いちまる、オーケー)は31億4800万円で同1・4%減。生鮮品の高騰で売り上げが底上げされた一方、経営がマックスバリュ北海道に移ったいちまるが、システム改修などに伴い臨時休業したこともあって、伸び悩んだ。スーパー4社が売上高で前年に届かなかったのは、前年同期が消費増税前の駆け込み需要で大幅に売上げが伸びていた3月以来。
藤本長章副会頭は「目標には届かなかったが、市内でイベントが続いたこともあって、秋口に売上げが落ちる“秋枯れ”現象は小さかったのでは」としている。
(長田純一)